個性など誰にでもある

『使えない個性は、要らない個性。』を読みました。
私も個性礼賛のシャワーを浴びて中学高校と生長いたした者です。
ゆとり教育以前にもそのような風潮はあったのです。


さて、この記事で言いたいことは私にも痛い程分かります。
とんがった個性とか一兵卒には邪魔もの以外の何者でもありません。
先生!あんたの教えてくれた個性って何なんだよ!?15のよぉるぅ〜。って感じです。
ただ三十路になった私は、考え方が少し変わってまいりました。
この記事は個性と才能をごっちゃにしているところが見受けられますが
これは違うのではないかと。
個性とは、ハルキ的に言うなればユニークなソウルなのです。
だからね、大事なのだけど経済的に価値があるとかそういう問題ではないのです。
個性なんか誰にでもあるもの、百人いれば百人持ってます。
それは良いものばかりではなく悪いものもあります。
ただ、それは一つ一つかけがえのないものであるのは間違いないのです。
と、まぁ脊髄反射的に書いてしまいました。


ちなみに、ナンバーワンとかオンリーワンとかいってる彼の歌は嫌いです。
どこまでいっても所詮人はオンリーワンでありナンバーワンであるかどうかは世間が決める、
それだけのことだと思うのです。(蛇足)


追記:2009/03/05
なにが言いたかったのか、イマイチ締まっていないなと感じていたので追記します。
個性に優劣があるなどと考えているうちは個性の呪縛から逃れられていない、
それが言いたかったのでした。