父、キレる

父って、自分のことなんですけどね。
いや、妻の仕事が時期的に忙しくって全然帰って来ないのです。
で、娘は迎えにいけば、何故今日もお前なのか?みたいな対応をされ、家に帰るまでに一悶着あるのです。
帰ったら帰ったで、お腹が空いているので機嫌が悪い。
菓子を喰わせろとしきりに戸棚の上を指差しアピール。
食事前に菓子はイカンので、ダメだと言ってもきかない。
泣きわめき、足に絡み付いてくるので家事が一切できない。
仕方ないので、アンパンマンビスケットを二切れやると喜んで立ち去る。
自分はダメ親だ、と葛藤が生じる。
が、すぐに平らげて、先程の繰り返し。
さすがに二度目はあげられない。すると寝転び、足バタバタ。
そうあれは、テレビの中だけの出来事ではないのです。それが我が子だとね、もうね…
そこへ妻から、もう少しで帰ると電話。
で、キレるわけです、僕が。


さぁ、ここから初心者でもできるソコソコ美味いパスタの作り方。
何故パスタか?
それは野菜と炭水化物が一片に採れるから。
いちいちオカズを作るのは面倒です。
まず、冷蔵庫からビールを取り出しグイッといきます。
娘には牛乳でもあげといて、切れ気味に「乾杯する?」と言います。
まだ、知能がお低めなので喜びます。
で、お湯を沸かしはじめます。
コンロが一口だったら絶望的ですので、自炊するのは諦めましょう。
最低2口、3口あったら最高です。
キノコを適当に三種類くらい切ります。
包丁だけは切れるやつがいいですね。うちはglobalです。
昨日の我が家はマッシュルームと椎茸とシメジでした。
あと、タマネギをスライス。ニンニクを適量、適当に切ります。
切ったものはデカイ皿とかに置いておきましょう。
我が家にはバットというものがありますが、初心者みたようなヤツには必要ないです。
最後にベーコン切ります。
フライパン(ティファールが良いとか世間では言われてるようですが、フライ返しでガシガシこすりたい人間には向いてません。我が家は鉄パン。はじめだけは面倒ですが、頑強なので良いです。頻繁に料理する人向け)にオリーブ油をドバァーって入れます。
ニンニクを入れてしばらく弱火で。油にニンニクの香りがどーのこーの、って聞きました。
次にベーコン投入。ちょっと火が通る程度が僕は好みですが、カリカリにしたければするといい。
で、油がだくだくの所にタマネギ投入。
あーら、タマネギがドンドン油を吸っていく。
タマネギがスケスケになったら、キノコをドバーッと。
で、白ワインをねドバーッと、と思ったらなかったので日本酒を入れました。
お湯がそろそろ沸いてきたので、パスタ投入。
フライパンでは水分がヤバい事になってるかも知れないので、ちょっと強火に。
塩加減を調節します。
何か物足りないので、トマトの油漬けを適当に切って入れます。
これで、格段に美味くなりました。
トマトの油漬けなんて気の利いたものは初心者は持ってないかもしれませんが、あるとないとでは全然違うのでママに頼んで買ってもらいましょう。
タカの爪も入れるとなお良しですが、子供がいるので入れられません。
麺はちょっと固めに茹でて、直でフライパンに投入しましょう。
洗い物が増えるのでいちいちザルにあけません。
具と麺を絡めてハイ出来上がり。


ご飯が美味しいとある程度気分が上がるので良いですね。
食べ終わって何か物足りなかったので、もう少し酒を飲むことに。
昨日のウドの残りがあったので、酢味噌で食べる。
酒はビールから日本酒に。(もう滅茶苦茶)
日本酒は五人娘。米の味がして美味い。
五人娘は先週、佐原に行ってきたので買ってきた。
パスタに使ったマッシュルームも佐原で安かったので買ったが、東京では高くて買えない。

日本酒は純米酒に限る。
昔、居酒屋でバイトしてた時に吟醸だかなんだかをテイスティングしていたが、味の違いがよく分からない。
なんかブランドが強そうなので「これうまいっすねぇ」とか分かった振りして粋がったりしたことはない。
春になるとweezerが聞きたくなる病気なので、結構な音量で聞く。
両隣は引っ越したので気遣いは無用だ。
娘は膝の上でゴロゴロしている。


と、ブッキラボーな気分で書くと滅茶苦茶な文体になって困りますね。
今まで、お父さん属性だけでアレしようと思っていましたが、詰まらなくなってきたので色々晒すことにしました。
音楽とか飯とか本とか漫画とかそんなことも、たまには書いていきたいと思うのです。