家事、育児って大変ですよね、とにかく。という話

とある夫婦の離婚序章が流行ってますね。
って書こうと思ってたら、娘が風邪ひいてそれどころじゃなくなりました。


グダグダ書こうと思って下書きしていましたが、
この際回りくどく書くのはやめました。
仕事だけしてりゃいいとか、共働きで有り得ない。
家政婦雇ったり、平日の食事のストックを作ったり、
努力はしているようだが、それは問題の根本的な解決にはならない。
マッチョに残業?
いつの高度経済成長時代のお父さんですか、あなた。
マッチョに残業が許されるのは年功序列がガッチリ守られている会社の社員だけです。
だって、残業(上司と飲み)してれば十年後、二十年後はお鉢が自分に回ってくるのはほぼ確実なのですから。
成果主義の会社であればあるほど、マッチョな残業は自分の首を締めるだけ。
残業して成果が確実に上がるのかね?
確率は上がる?本当にそうですかね。


で、何をすれば良いのかって、
そりゃ平日もなるべくさっさと帰ってくるってことしかない。
でなきゃ、待っているのは子供に金属バットで撲られたり、寝首を掻かれたりしかねない未来か、
良くて居心地の悪い無味乾燥な家庭生活。
育児は時間との戦い、
毎日九時から十時の間に始末をつけねばならないエンドレスな戦い。
サポートしてるから独りで出来る?
無理無理。(でも家政婦がいればそこそこいけるかも?)
休日のリラックスした状態での育児と
平日の仕事帰りの疲労及び明日に備えながらという緊張状態と時間制限の中での
家事育児には大きな隔たりがあるのです。
あとね、一番のネックはトラバにもあったけれど
自分だけ好き放題仕事できてズルいという家事を任された方の意識。
僕は送り迎え担当なので残業がほとんど許されないので、
残業してくる妻によく当たり散らしてます。
残業に意味があるのか?なんて上に書いたけれど、
やっぱり残業したい日だってある。
もっと仕事量を増やせば、もっと自分は出来るとどうしても考えてしまうのが人間。
頭を冷やして仕事を長いスパンで捉えれば、そうでもない事が分かるのですが、
仕事がたまっていてさっさと片付けたい時なんかはイライラしてくる。
所得に大幅な開きがあって、年収一千万超えで相手を囲えるならいざ知らず。
でも、一度育児に手を染めた者として
自分が凄く稼げたとしても家庭に全く帰らない生活に意味があるのかと
思ったりもする。
アメリカンな良いパパになりたいわけではないけれど、
仕事して飲み歩いてネエチンと遊んで、
あぁ楽しいという風に思えるかどうか疑問なのである。


とにかく、家父長制がうっすら残りつつもサヨナラ確実で
その悪弊と反動を打ち負かしながら
規範もないままに手探りで家庭、というより自分と近しい他人との
より良い共生方法を模索する最初の世代であるのだ我々は。
だから、マイフェローシチズン
各々責任持て立ち上がれ、新しい時代を築く為に!


なんかニュース見てたら凄い盛り上がってますね、彼の国。
僕なんか自宅で娘の看病ですよ。
そして、昼寝した隙にゲーム。
娘がオバマの就任式のニュース見て
「あっち連れて行って」なんて言いました。
お父さんはあんな高みへ昇る力はないのだよ…